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このたび、日本定常流ポンプ研究会学術集会2019を、人工臓器学会初日の2019年11月13日(水)、大阪国際会議場にて開催させていただくこととなりました。
全国各地から本会に足をお運びくださった皆様に深く感謝を申し上げます。
今回のテーマは「Bedside to bench」 ~臨床から開発への提言~ と致しました。
臨床の現場から見てみるとまだまだ新しい領域だからこそ広く認識されていない問題点やユーザーを支援する新しい技術が望まれ、ニーズは極めて大きいと考えております。しかし、遠心ポンプシステムの開発は、臨床的な成熟に反して、そのアクティビティが落ちつつあるように見受けられます。それに伴うように若いエンジニアが新たに本領域に参入する人数は、年々減少の一途をたどっているのが現実です。
今後、かねてより言われているニーズとシーズのマッチングこそが、この領域のさらなる発展に必須となってきていると考えます。
本学術集会では、遠心ポンプユーザーとして臨床に携わる様々な職種の先生方から開発に対する新たな視点での要望や提言をいただくことにより、本領域のさらなる発展の契機、起爆剤になればと願うものです。
1992年に第1回大会が開催されて27年、伝統ある本学術集会の歴史において極めて異色の学術集会となるかもしれない企画でありますが、本領域の発展のために、ぜひ、ご参加くださる皆様方とともにチャレンジして参りたいと考えております。白熱の討議をどうぞよろしくお願い致します。

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